さていよいよ本シリーズも最後の一本。
こんにちはー脇田です(・∀・)
何とか付いてきてくれた皆さまお疲れ様です。
まずはリアサス。

こちらのMT09はグレーのボディに挿し色としてのシアンホイールという配色がそもそも最高なんですが、そこに #NITRON のターコイズブルーを足した美しさと来たら・・
乗り換え下取り車輌に以前、この配色で組み上げた際に、その色気と品にひっくり返り、私の中でシアンにNITRONはマストであるという結論が出ました。
もちろんオーナーのNさんも同じマインドです。
上下取付部のボルトサイズからして、要所はそのまま取付出来そう。
しかし、アジャスターの取付位置となるシートレール形状に今回変更があるので、そこは工夫が必要でしたが、現行SPモデルのオーリンズ・リアサス取付純正ブラケットを流用、加工にてフィッティング。
コレが思いの外、バチっとハマります。


とってもスマートにリアサスはクリア。
そして最後にbremboマスターシリンダーの換装に取り掛かります。
キャリパーも同時換装しますので、マスターシリンダーピストン径等は問題ナシ。
ブレーキホースも用意してる。
お?
あっさり完成?
ゴーーール♪
なんて、すんなり終われる程、カスタム稼業は甘くありません。
最後に新旧モデルの大きな変更が私の楽観を見事にひっくり返します。
前モデルには無くNEWモデルには有るもの。
「クルーズコントロール」
もちろん有るに越したことはない高機能。
その機能を一部担保しているのがブレーキスイッチです。
保安機能をも担保するパーツなので、もちろんbremboマスターシリンダーにも付属していますし、レバー握ってテールランプを灯す為にあるので、無くす訳にもいかない。
しかし、クルーズコントロール搭載の有無でブレーキスイッチの役割、構造、その概念が丸っきり違う事を配線図を見て思い知ります。

ちょっとエラいこっちゃ。
形状からして純正流用できる訳ない。
新しく作れる訳もない。
さて困ったぞと。
customの難しさってこういうとこっすよね。
しかし諦めが悪いでお馴染みの私は考えます。
ちっちっちっちーん。
仮説1。
機械式スイッチを廃し、リレーを介して電気的にスイッチング機能が担保可能な新しい回路を設計すればいけるのでは?
仮説を整理するにも時間を要しましたが、結局やってみないとわかりません。
必要なパーツを用意して、あーでもない、こーでもない。
あーしたらそうなるからこうしてみる。
ブレーキランプ点かない。
ブレーキランプ点きっぱなし。
再考して組む。
走ってみる(お客様了解済み)
ランプ灯く。
クルーズコントロールは機能しない。
しかしロジックとしては成立するので諦めない。
ていうか自分の勘違いもある。
えっちらおっちら続けてみる・・
完成。
乗ってみる。
ブレーキランプ点灯確認。
クルーズコントロール機能確認。
全てOK。
機能して当然の標準装備を、ハイエンドカスタムと引き換えに一時的に手放しましたが、何とか取り戻す事が出来ました。
正規回路を断って、オリジナル回路を挟むというお客様の理解ありきなカスタムなので、詳細は控えます。
進んでボコボコ売り込む類のサービスではありません。
そこは前提。
しかし、クルーズコントロール搭載車にbrembo製マスターシリンダーを組み込むという、一般的には不可とされるcustomをコンプリート。
満足。
おつかれ私。
そしてNさんに報告すると、とっても大喜び。
ここまでの長い工程で生じたあらゆるコストも、これにて全て回収されました。

裏から見るとスイッチレス。
でもスイッチ機能は他で仕込んでる。






こちらのMT-09は後日にオールブラックの #SP忠男 新作マフラーもセットしまして、
より洗練されたフォルムとシビれるサウンドを備えて、2025’東京モーターサイクルショーの
「TIGHT JAPAN」ブースに展示されてましたとさ。

こちらNさんが代表のトレーラーやヒッチメンバー専門のメーカーさんです。ヒッチやトレーラーとか、扱ってる商品からして根っから遊ぶのが好きなんだなーと、
Nさんを少しでも知る身としては、とっても納得(。-∀-。)



遊び大好きで気になる方は是非お問い合わせをっ(・∀・)
はい、これ以上書くことはもうありません。
皆さま長らくお付き合いありがとうございましたっ
2024’Custom Best⑤ これにて完。
おつかれさまでございましたm(__)m
ではまた来年の2025’Custom Best⑤ でお会いしましょー
さよならー
いやー多分もうやんないだろうな・・(/・ω・)/